概要
Arduino Uno R3の互換ボードを用いる時、WindowsでArduino IDEを開き、シリアルポートを繋げようとした際にグレーアウトされてしまって選択することができない場合があるので、解決方法について解説をします。
シリアルポートがグレーアウトされる
まず、Arduino IDEを使っている前提ですので、持っていない場合は公式サイトからダウンロードをしましょう。
WindowsでArduino Uno互換ボードにシリアルケーブルで接続をした上でArduino IDEを起動し、「ツール」メニューを開きます。「シリアルポート」が上図のようにグレーアウトされ、選択できなくなっている状態の場合、書き込むことができませんので対応が必要です。
原因と対応方法
グレーアウトされてしまう原因としては、ボードで使われているチップが異なっていることが挙げられます。
Arduino Uno互換ボードでは中国のWCH社が提供するCH340が使われていることが多く、その場合は、下記ページからCH341SER.EXEという実行ファイルをダウンロードして、ドライバをインストールすることで解決します。
「下载(ダウンロード)」ボタンを押すとダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了したら実行をしてインストールしましょう。
Arduino IDEを再起動して、「ツール」メニューからシリアルポートを確認した時に表示されていれば正常に書き込みができる状態になっています。