Redisはオンメモリのkey-value データストアで、高パフォーマンスであるため人気のデータストアです。
この記事では、PythonからRedisを使う方法について解説します。
ライブラリのインストール
RedisのPython用のライブラリ(redis-py)を下記コマンドでインストールします。
pip install redis
インポートとインスタンス化
ライブラリのインストールができたら、早速使っていきます。ライブラリをインポートした後にredisへの接続をインスタンス化します。
import redis r = redis.Redis()
ホスト、ポートやデータベース番号を指定したい場合は下記のようにします。
import redis r = redis.Redis(host='localhost', port=6379, db=0)
各種コマンド
scan
matchに指定したパターンにヒットするキーのリストを返します。scanは順々に取得してくるので、keysで取得するよりも負荷が小さくなるので、おすすめです。
for key in r.scan_iter(match='foo*'): print(key)
ttl
キーのTTL(Time to Live)=期限を取得します。
r.ttl('foo')
expire
指定したキーのTTL(Time to Live)=期限を指定します。第2引数の単位は秒[s]です。
r.expire('foo', 5)
set
指定したキーに値をセットします。
r.set('foo', 'bar')
delete
指定したキーを削除します。
r.delete('foo')